Wells Fargo銀行の口座を解約した。以下は、その顛末。
Wells Fargoに口座を開設したのは22年前。で、15年ほど前に、日本へ帰ってきたのだが、日米で金利差は相当あるし、USでは投資もやっているので、口座は維持した。

　しかし、去年の７月に、WFは、USに住所をもたない人の口座は原則、閉鎖することを決めた。それで、いろいろ通知が来たので、NotarizeしたフォームをWFに送ったのが９月。ちなみに、日本でUS式のNotaryができるのは、US大使館・領事館と日本の公証役場。US大使館・領事館の方が値段は安いのだが、処理能力の問題があって予約が必要。で、近場は大阪で、その次は福岡か東京になる。どこも予約は相当埋まっていて３週間先とか１月先だ。
　それで、しょうがないので、お値段、約2倍の日本の公証役場で書類はNotarizeした。で、トラッキングナンバー欲しいので、これまた鬼のように高いEMSで書類を送ったのが9月上旬。

　ところが、10月になっても、WFからはなしの礫で音沙汰はない。それで、CSに電話をかけたのだが。だいたい、CSへかけるのは、涙なくして語れない話になるもんだが。まず、向こうのビジネスアワーにあわせないといけない。（つまり、だいたい深夜か早朝）それで、電話がつながっても、人間が出てくるまで延々待たされる。初回は、待っている間にSkypeのクレジットを使い切ってしまって切れた。２回目は、２０分近くまたされたあげく、人間が出てきたのだが、こちらはなにか他のことをしていて、対応がおくれたので、切られてしまった。３回目は、３０分そこらでつながって、CSとやりあって、書類は受理されていて問題ないが、WF側は世界中の同様案件を処理しているので、ちょっと待っててくれ、あと1月そこらでWFから電話するという、ということを確認出来た。これが終わったのは、2AM-3AMの頃だ。

　それで、１週間ほどしたら、こんどは、こちらのビジネスアワーに合わせて、CSから国際通話がかかってきて無事処理できた。
　ちなみに、この時のWFの日本の銀行への送金処理は良心的で、送金手数料はゼロだった。おそらく、カスタマーの自己都合での解約ではなくて、銀行側都合での解約だったからだろうと思う。

　これで、WFとは縁がきれたが、まだ、USには、銀行と証券会社の取引はある。USは物価も住居コストもど田舎でないかぎり高いので、今は移住の予定はないのだが、いつまでUSに資産を置いておくのかは悩ましい。。。。。