以前の記事でも書いたように、Linux app serverが必要なので、installした。
だが、現在配布されているリリース版のDebian(jessi-8.4)では、boincとWorld Commnuity Gridの組み合わせで、問題が出る。問題とは、計算結果のアップロードができないことである。SSLの確立に失敗して、アップロードできず、ログの上では、サーバーが一時的にダウンしていると、出る。

この問題は、Debian(jessi)の昨年10月ごろのceritificateのアップデートで、1024bit版と2024bit版のkeyが混在するようになって、発生するようになった模様である。影響を受けるのは、Debianのjessiで、これをベースにしているdistroも同じ問題を持つ。なお、Debianでも、testingのstretchの方は、問題がないようである。

 これの解決策は、ca-certificateのバージョンをダウングレードすることである。

詳細は、ダウングレード手順

 なお、boincをやっていても、WCGのように、SSL通信しかうけつけないプロジェクトを選んでいないなら、今のca-certificatesで、何も問題がない。

 こんな問題のクリアの為に、3時間以上、時間を使ってしまった!腹がたつが、ただなんだから、それは、覚悟で使ってるのでしょ! というのが、free OSプロジェクトのポジション。一方、MSは、Windows 10のアップグレードは、有償化で、1.9万円、7月から、取るそうではあるが。。。

 ともあれ、stableは、しがらみが多くてアップデートが遅すぎるので、testingの方が、いいのかも、という気もしないではないが、また、どーせ、どこかでハマるので、このapp serverに関して言えば、mySQLとbugzillaの組み合わせに支障が出ない限り、化石化しても、このままで、いこうと思う。とりあえず、2016/5の時点でのmySQLとbugzillaは、現行リリース版なので、2020年くらいまでは、行ける筈だ。