監督:リドリー・スコット
脚本:
時間:2h40m?
言語:英語
評点:3half_star


キャスト
 ホアキン・フェニックス
 バネッサ・カーヴィ

あらすじ
 ナポレオンのツーロン攻略戦から、セントヘレナでの没までを駆け足で描く映画。言語は英語。

コメント
 85歳のリドリー・スコットが撮った映画。評論家の間では、ゴジラ-1.0が絶賛評価なのに対して、この映画は酷評が多い。なかには、2時間40分のロスとかいう表現もあったが、それほど、悪くはないと思った。もちろん、ツーロン攻防戦からセントヘレナへの流刑までを描くには、2時間40分では足りなさすぎるのだが、今は、長時間映画は映画配給元が許さないので、しょうがない。
 いちおう、話のひとつの中心は、ジョセフィーヌとナポレオンの関係なのだが、その辺は、まぁまぁ、うまく描けてたと思う。ジョセフィーヌのバネッサ・カーヴィもいいと思う。ナレーションでも、声が艶めかしくてうまい。リドリー・スコットの映画のせいか、俳優も英語圏の人が多くて、フランス人はほとんどいなかったんじゃないかと。言語も英語だし。

Josephine 'Wihout me, you are nothing. Say it!'


結論
 市井で酷評されてるほど、ひどい映画ではないと思う。もちろん、歴史的正確さに欠く部分はあるが、それは、許容範囲内だと思う。ということで、私は悪くないと思う。戦闘描画なども、スコットらしく、うまくやれていると思う。あーいう風に作るのは、簡単ではなくて難しいし、お金もかかる。ということで、私は、歴史が好きな人は、見て損はない映画だと思う。ちなみに、私が見たのは日曜のレイトショーということもあって、スクリーン完全ソロだった。