今回の車検は、結果的に一発でパスしたが、際どかった。
まず、車検前整備に、オイルリーク対策で、クラッチプッシュロッド・シールの打ち替えをやった。これは、プッシュロッドを抜いて、ベアリングプーラーを使え、というのがアプリリア・フォーラムの情報だったので、そのとおりにやった。
 それ自体は、問題なかったのだが、クラッチスプリングを抑えているボルトが1本だけ強度不足で、トルクレンチで規定トルクかけたらねじ切れた。折れたネジだけが強度不足の市販品だった。幸い、折れたネジの除去は簡単にできたが、強度ありのボルトは、ネット通販でとりよせ、となった。静岡の通販会社は、土日休みで、火曜発送、水曜到着だった。

 その次は、車検証が紛失したりで家探しして、1日ほどロスした。で、いろいろ遅れて、検査予約は、車検満了日の1日前になった。

 検査当日も、現在の自賠責保険証を持参忘れで、25ヶ月自賠責を買う羽目になった。で、検査コースでは、光軸テストで、光量不足で、エンジンふかしてかろうじて、パスした。

 で。検査帰りの道では、クラッチマスターのレバー側から、液漏れが顕著。

 ということで、検査はパスしたが、前照灯とクラッチマスターは、対策必要。夜間走行はあまり予定していないので、まずは、クラッチマスター。モンスターだかのBremboクラッチマスターがあるので、とりあえず、これに交換してみるのだが。

 前の車検から、1600kmほどしか走っていない。まぁ、3回レッカーの世話になってるのが、トラウマになってるかも。1回目は、ステーターコイルの焼損。2回めは、クラッチスレーブシリンダーのシール不良。3回目は、クラッチホースからの液漏れ。で、いずれも、該当箇所は完全対策したので、同じところは、壊れるはずはないのだが。

 あと、のり味が硬いというか、サスが硬いというのか。CBRでは、すなおに、路面に追従している感じなのだが、Futuraはそうではなくて、Rが小さいカーブは曲がりづらいような。フォーク、サスの調整はいくらかやったが、あんまり効果は出ていない。まぁ、フォークオイルの交換はやる必要があるような。ここでは、いちどもやってないから。

 うちの3台の中では、パニアケースがあるFuturaが一番積載能力あるので、早く完全復活してもらいたいのだが、依然として手間のかかるMCだ。