ふと思い立って、コールマンの触媒ヒーターを買った。
コールマンの現行の触媒ヒーターは、プロパンガスのパックを使うもので、日本での扱いはない模様。私が買ったのは、513A708というホワイトガソリンを使う年代物の触媒ヒーターで、発生熱量は3000-5000BTUの間で調整できるもの。製造年は、1971年のUS国内製品。日本で販売されたことあるのかは不明。

 期待していた用途としては、ガレージとキャンプだが、ガレージでは、密閉空間ではないので、あまり効果はなかった。で、使ってみた結果だが、たしかに発熱量はかなりあるので、手を炙ったり、テント内保温には使えるだろう。しかも、無炎燃焼なので、CO中毒の恐れは低い。しかしながら、燃費が問題だと思った。カタログ仕様では、513A708はフルタンクで、3qt入り、弱の設定で、28時間程度。1.25qtで、一晩ほどだという。1.25qtて、約1.1Lなので、それで、一晩。
 実際に、テストに使ったのは、400ml弱ほどで、それだと、3時間ももってなかったような。日本では、ホワイトガソリンは高くて、コールマン・エコグリーンだと、1Lで、1100円ほど。JXのホワイトガソリンでも、1Lで、400円前後する。だから、JXホワイトガソリンで、一晩450円ほどかかるという話。

 別の小さな問題としては、なんだか薬品ぽい香りが若干する。ホワイトガソリンの匂いなのか触媒反応の匂いなのか。きつくはないのだが。

 大きさは、こぶりなので、Futuraのパニアには入ると思う。フルフェースのヘルメットより小さいくらいなので、ホンダNCシリーズのメットインスペースには、無理なくはいるだろう。他に、暖房手段はないので、CO検知器とあわせてつかってみることになると思うが。。。。