5月26日に、総務省は、SIMロック解除に関するガイドライン(案)発表した。
それで、これに対してのパブリック・コメントの受付を6月23日まで行っている。
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02kiban02_02000042.html
要約すると
それで、これに対してのパブリック・コメントの受付を6月23日まで行っている。
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02kiban02_02000042.html
要約すると
- SIMロック解除は、平成23年度から
- 事業者による自主的取り組み
- 役務の提供のぎむづけ
などが書かれている。
前の記事にも書いたように、日本の中の携帯電話事業者では、なんとか互換性のあるレベルは、docomoとSBMだけで、KDDI端末は方式が違うし、イー・モバイル端末は、周波数が違うので、ほとんど、SIMロックがなくても意味がない。
よって、平成23年度からは、SIMロックなし端末とSIMロックはないけど、実際には、他オペレータで使いようがない端末、従来どおりのSIMロック付きの端末が出回ることになる。
docomo/SBMは、SIMロックなしの端末を絞るとみられるが、役務の提供をしっかりやらせることになれば、これまで、長らく、日本の端末市場を牛耳ってきたオペレータ支配の構造も、穴があいてくるだろう。
すでに、Android端末などでは、HTCの旧モデルに、最新版Android2.2(Froyo)がオープンソース版からリリースされるなど、ここでも、ハードとソフトウェアの水平統合は進みつつある。
docomoは、土管屋としては、SBMより遥に優位なんだから、積極的に、非docomoブランドをサポートしては、どうだろうか。
ユーザーが求めているのは、ガラパゴス携帯のような畸形のものではなく、もっと広いデベロッパー・ユーザーに支えられた製品である。
いみじくも、DoCoMoが、docomoに変わるとき、当時のドコモ社長は、これからは、サービスは、ユーザー主導で。と述べていたのだが。