The Bone Collector(USA/1999)

監督:フィリップ・ノイス

出演:デンゼル・ワシントン、アンジェリーナ・ジョリー、エド・オニール、クィーン・ルティーファ

公式サイト:http://www.thebonecollector.com/

評点(5点満点)


3half_star




ストーリー

NY市警のリンカーン・ライム(デンゼル・ワシントン)は、伝説的なフォレンジックの専門家であったが、ある事故で全身麻痺の状態になり動かせれるのは首から上と、左手の人差し指だけになってしまう。彼は、麻痺が進んで植物状態になってしまうのを恐れて、ドクターと彼自身についての最終的な取り決めを決めようとしていた。

一方、ルービン夫妻がNYの空港に到着するが、迎えがきていないので、タクシーで帰宅しようとする。ところが、そのタクシーは、連続殺人犯が運転するものだった。

翌朝、NY市警の駆け出しの警官アメリア・ドナヒューは、少年課への移籍が決まったばかりであるが、朝、出動途中に、ある少年がなにかしらを見つけた、というディスパッチ・コールをうけ、現場にかけつける。少年が、見つけたのは、人間の手だった。アメリアが、手の下を掘ると、死体が埋まっているのがわかった。アメリアは、やってきたアムトラックの列車を証拠保全の為に止め、機転をきかせ、少年に使い捨てカメラを買ってきてもらい、現場の状況を写真に、残す。そして、殺人課の刑事に、渡した。

NY殺人課では、チーフ・マーフィーの指示で、ライムに捜査スタッフをつけ、ライムが証拠品を分析する。アメリアが見つけた死体はミスター・ルービンだった。ルービン夫人の行方はわからなかった。ライムは、アメリアの証拠保全の手際と証拠写真について感心し、彼女を捜査チームに加えることを求めた。犯人は、次の殺人を暗示する証拠を、犯行現場に残しているようだった。どうやら、ルービン夫人は、その日の午後4時まではいきてるらしい。。。。。

コメント

これは、アンジェリーナ・ジョリー24才の時の作品。Giaで、ゴールデン・グローブをとったが、本格的な劇場公開予定作の主演としては、始めてのもの。やはり、デンゼル・ワシントンはうまい。歳もとらないのか。アンジェリーナ・ジョリーも、若くてういういしいが、女性警官という役にフィットしている。このストーリーは、サスペンスでもあるが、主役の2人のリレーション・シップの物語でもある。伝説上の捜査官だったが、今は、ベッドに縛り付けられて人生に絶望した男と、まだ自分がなにを目指しているか分からないNY市警の若き女性警官の。Rottentomatoesは、例によって27%というサディスティックな点をつけているが、私は、プロット、デンゼル、アンジェリーナ、脇を固めた役者と演出で、もっと、良い点をあげます。

 

結論

主役の2人のファンの方は是非。サスペンスとしては、テンション、プロット、音楽で、テイキング・ライブスが、上回る。ただし、テイキング・ライブスは、オリジナルの小説を換骨脱胎したきらいがあるが、こちらは、比較的原作に忠実で、原作も好評であったということなので、原作も読んでみることにしたい。

関連サイト
 

http://www.script-o-rama.com/movie_scripts/b/bone-collector-script-angelina-jolie.html

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