監督:クリント・イーストウッド220px-Mystic_River_poster
脚本:ブライアン・ヘルゲランド
出演:ショーン・ペン、ケビン・ベーコン、ティム・ロビンス、ローラ・リニー、ローレンス・フィッシュバーン、マルシア・ゲイ・ハーデン
配給:ワーナー・ブラザース

IMDB
評点(5点満点):3half_star


ストーリー(の前フリ)
 ジミー、ショーン、デーブの3人の少年が、ボストンの住宅地で遊んでいた。そこへ、チャイルド・モレスター(て、日本語ではなんというんだろう)の大人が警官のふりをして、デーブを車に乗せて走り去る。デーブは、数日たって、監禁されていた地下室からにげだしたのだが。
 次に、舞台は、約二十年後の同じボストンに移る。ジミー・マーカム(ショーン・ペン)は、コンビニエンスストア(チェーン店ではない)を家族で経営している。ショーン・ディバイン(ケビン・ベーコン)は、ボストン市警の捜査官(ディテクティブ)で、妻のローレンは、家を出て行ったばかり。デーブ・ボイル(ティム・ロビンス)は、セレステ(マルシア・ゲイ・ハーデン)と結婚して息子がいる。
 ジミーの先妻との間に生まれたケイティは、19歳で、近所に住むブレンダン・ハリスと恋仲で、親には黙って、日曜にラスベガスへ駆け落ちして、結婚してしまおうという約束をしていた。土曜の夜に、ケイティは2人の女友達と、マックギルの店で、ドンちゃんさわぎをしたが、それが、ケイティが生きているのが目撃された最後となった。デイブも、マックギルの店にいて、ケイティたちをみていた。デイブは、日曜の早朝に、怪我をして、血だらけで自宅に帰宅した。
 一方、日曜の午前に、警察に、車が公園に放置されているという匿名通報電話があった。見つかった車は、ケイティのもので、近くの公園から、ケイティの遺体がみつかる。捜査は、ショーンと相棒のサージェント パワーズ(ローレンス・フィッシュバーン)が行うことになった。やがて、捜査線上には、デーブ・ボイルとブレンダン・ハリスが浮かんでくる。デーブは、日曜の早朝に怪我をして帰ってきたのを怪しまれ、ブレンダンは、ケイティの遺体から見つかった銃弾が、大昔にブレンダンの父が犯罪に使った銃と一致するので、容疑者とされたのだった。しかし、二人共、ケイティを殺す動機がみつからず、二人共容疑を強く否定するので、捜査は、壁にぶちあたった感があった。

コメント
 ショーン・ペン、ローレンス・フィッシュバーン、ケビン・ベーコン、ローラ・リニーと豪華なキャストでのクリント・イーストウッド作品。びっくりすることに、音楽もクリント・イーストウッドだ。この映画は、Rottentomatoesでは、高得点なんだが、しかし、テーマはなんなんだろう。やはり犯人さがしがあるので、サスペンス&スリラーなんだろうが。いい映画であるというのは、間違いではないと思うが、感動するというわけではないし、凄い!とも思わなかった。


結論
 豪華キャストによる佳作。贔屓のアクターがいるなら、見て損はない。

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