CBR750は、いまだ、走行44000kmレベルだが、チェーンは伸びすぎなので交換する事にした。
それで、便乗で、スプロケットの交換で最終減速をさげて、心持ち音がするベアリングも交換することにした。

 前哨戦のチェーンとスプロケットの交換は問題なくいった。それで、本題のホイールベアリング。ホイールベアリングは、スプロケットハブに1個、ホイールの左右にそれぞれ1個。すべてサイズが異なるが、NTNの 6204LLU C3/5K,6304LLU C3/5K,6305LLU C3/5Kを選んだ。

 抜くのも、嵌め込むのも、SSTがあるが、結構なお値段である。基本、抜くのと嵌め込みは、別々のSSTなので、両方共、それなりのSSTを買うと大変な物入りとなる。

 それで、抜くほうだが、基本的には、ベアリングの内径側に爪をひっかけて、プーラーかスライディング・ハンマーで抜くのがほとんどだ。で、ここは、コストをさげて、2000円クラスの中国製SSTを選んだ。Amazonでも2800円程度で売っているが、評判は良くはない。ただし、このツールは、内径20mmまでで、内径25mmのスプロケット・ハブのベアリングは抜けない。よって、スプロケット・ハブ・ベアリングは、貫通ドライバーで叩き出し。ホイールベアリングは、SSTということにした。

 それで、中国から送料込みで、$20弱できたSSTだが、なんだか日本コンプレックスがあるのか、怪しげな日本語が入った箱だが、ひとめで日本人が関わってないとわかるような代物だ。
 だが、amazon.co.jpにあるほど、ひどくはない。ただし、このツールは、ホイール側にかける外側の筒が細すぎるので、CBR750では、どっちにしても、このままでは使えない。
 20mmのホイールベアリングは、このツールの爪を引っ掛けるアダプタを使い、それで、反対側からホイールシャフトで、頭を叩いて抜いた。

 結論としては、品揃えが豊富なホームセンターでは、20mmでも25mmでもアンカーボルトが安い値段で売っているので、このSSTを買うのは、お勧めしない。リアのシャフトが細い17mmとかで、ベアリング外径が小さい場合は、このSSTでいいかもしれない。