クーラントもいつ交換したか不明なので、サイドスタンドをUS版に交換するついでに交換することにした。
普通、水冷二輪車のクーラントの交換などは、いちいち書くまでもなく、自明なことが多いのだが、Futuraでは、そうではない。CBR750やK75Sとは、大違いだ。設計者は、メンテの事を考えてるんだろうか。なお、詳細な情報は、ワークショップマニュアルに書いてあるが、例によって、このワークショップマニュアルの記述もわかりにくい。

 ワークショップマニュアルによれば、

  1. 左ローワーカウル
  2. 右ローワーカウル
  3. 左サイドカウル
  4. 右サイドカウル
  5. メーター周り
  6. スクリーン
  7. ヘッドライドユニット
  8. 右フロントカウル
  9. 右エアダクト


 などをはずすことが必要とされるが、そんな面倒なことはやってられないので、メーター周り以降は省略した。冷却水の交換にメーター周りやヘッドライトを外せ、なんてひどい話だと思う。

 そうすると、右フロントカウルがついたままなので、その下にある冷却系のフィラーキャップのアクセスが悪いのだが、キャップを外して、ブレーキブリーディング用のホースを使って、右フロントカウルの隙間から液を注入することにした。凄い設計!

 Futuraのラジエータは、左右に1個づつついているもので、いかにも、液の抜けや入りは悪そうな構造だ。だから、液を注入したあと、エンジン回して水が充填しきっていることの確認は重要。その為には、最低でも2回は、アイドリングで、水温が90度近くなるまで温めないといけない。だから、時間はかかる。

 Futuraのリザーバータンクは、フィラーキャップ下の分岐地点から、どーんと下にホースは回ってタンクと繋がっているのだが、リザーバーの液が冷却系へ戻ることは、あるのか?というような設計だ。なお、タンクがあふれるほどに逆流して戻ってくるようだと、液を外へ逃がすため排出ホースがタンクにはついている。

ということで、Futuraは、ルーチン・メンテナンスでも、はずさないといけない部品が多いので、これまで所有したことのある二輪の中では、最悪の整備性だと思う。