Futuraを入手したら、なにはさておき、チェックすべきことは2つあるそうな。
それは、

  • fuel line quick disconnectが対策品になってるか
  • レギュレータコネクタが純正の茶色のコネクタのままか


だそうである。まず、前者は、燃料のリターン配管にあるジョイント部品なんだが、純正は樹脂製で壊れることがあり、最悪、燃料漏れで火災になるという。

 ということで、うちに来た個体を調べてみたが樹脂製だ。もっともオスは黒で、メスは白である。苦労してはずしたのだが、かなりかっちりしていて、簡単に潰れそうには思えない。ここで事故がおきるとしたら、ホースの取り付け不良くらいのものだと思う。だいたい、リターン系なんで、いくらインジェクションといえども、圧は低いはずだし。
 ともあれ、対策部品は、AF1 Racingに発注済($45)なので、交換することにしたのだが、こちらは、ステンレス製である。だから、オリジナルに比べて、相当重い。なんだか、オーバーエンジニアリングの感があるが。実際、リコールになったのは、USだけで他の国ではリコールになってないし。
 だが、Quick Disconnectとスロットル・ボディをつなぐ5cmほどの燃料ホースは、ヒビが入っているので交換することにした。しかし、内径が10mmで手持ちはないので、また、中国へ発注することになった。あいかわらず、日本の燃料ホースは高い。そもそも、FUTURAでは、行きも帰りも燃料ホースと熱くなるシリンダヘッドの距離は対してないので、熱による劣化の方が心配だ。なお、アウト・ゴーイングの燃料ホースはブレードタイプで耐熱の被膜を被っている。

後者の問題は、純正のレギュレータ・レクティファイアのコネクタが品質不良で、樹脂コネクタが溶けるという。うちに来たのは、純正のレギュレータ・レクティファイアではなくて、新電元製がついていてコネクタは白だ。だから、この問題は対策済なのだろうとおもうが、コネクタ部の端子接続部が裸線部がプロの取り付けにしては長め、という問題がある。

 ということで、まだ、陸運局へ行くには、ハマっていないパズルの欠片がある。

IMG_5714金属製と樹脂製のQuick Disconnect

PS
その後、調査の結果、レギュレータは純正が新電元で、うちのも純正。うちに来たのは、ジェネレータ側配線が純正のブラウンのものから変更になっている。線自体はオリジナルのもののよう。