Rocksmith 2014 Edition Remasteredとは、ubisoftがだしている、最速でギター(ベース)をマスター出来るという触れ込みのゲームである。
2012年に出たRocksmithがオリジナルだが、改良されて、このバージョンでは、専用のUSBケーブルであるリアルトーン・ケーブルがなくても、サウンドカードのマイク入力でも使えるようになった。なお、リアルトーン・ケーブルは、3000円前後で、amazon.co.jpで売られている。
 なお、以下の内容は、英語版を元にしたものである。わたしは、この手のゲームは、英語で問題ないので、日本語版について、まったく興味はないので、あるかどうかも知らない。
 ただし、英語版でも、その英語は、簡単な内容なので、中学卒業レベルの英語ヒアリングができれば、困るようなことはない。

 で、肝心のゲームだが、楽器は、エレキ・ギター、エレキ・ベースである。アコースティック・ギター用のピックアップとシールドケーブルで、アコースティック・ギターでもつかえる。
 多弦ギター、5弦ベース、6弦ベースなどはサポートされていない。普通の6弦ギター、4弦ベースの範囲で使うしかない。5弦ベースのtab譜はない。

 ポジションは、リード・ギター、リズム・ギター、ベースの中から選ぶ。
 キャリブレーション、チューニングは、ゲームを相手に、オープン弦状態でチューニングする。

 私は、専用のリアルトーン・ケーブル+Windows PC+ベースで使っているが、ほとんど遅延はない。
ただし、Rocksmith経由でのベースの音は、あんまりよくない。普通のオーディオアンプやギターアンプでベースの音を出すと、スカスカになるという話だが、そんな感じで、ベースの音としては、かなりガッカリレベルだ。

 で、メインメニューには、

Learn A Song
Score Attack
Session Mode
Lessons
Guitarcade

くらいが、主なゲーム項目。Lear A SongとScore Attackは、入っている楽曲を弾くもの。
 Rocksmith 2014 Remastered では、ゲーム自体に、60曲ほどの楽曲が入っている。日本物は、
布袋寅泰、B'z、Tak Saitohのそれぞれ、1曲があるだけで、他は、全部、洋物だ。
楽曲は、DLCとして販売されていて、現在、全部で、1000曲以上あるが、版権の問題などもあって、かなり偏りがある。たとえば、Beatles, Daft Punk,Led Zeppelin,Jamiroquai,Rolling Stones,Sting,Pink Floydなどは全然ない。Eaglesは、定番のHotel Californiaはない。Totoの Georgy Porgyもない。また、日本のものは、全部でも15タイトルくらいしかない。しかし、YesのRoundaboutみたいな難しい曲もある。
利用可能な曲のリストは、ubisoftのサイトで見れるので、中級以上の人は、自分が弾きたい曲があるかチェックしたらいいだろう。中級以上の人で、弾きたい曲がないなら、このソフトは、あまり価値がないから。なお、DLCの曲は、1つ、389円で、まぁ、そこそこの値段である。ただ、Steamでは、時々、セールがあって、40%オフの価格で売られることがあるので、買いたい曲がある人は、こまめにSteamのセールをチェックしたら、いいだろう。なにしろ、動かないtab譜でも、300円以下で買えることは稀だし、紙のtab譜より、Rocksmithの動くtab譜の方が使いやすい。

UbisoftのウェブサイトであるDLCとしてある曲のリストに比べて、実際に、steamで日本で買える曲のリストは大幅に少ない。権利の関係で、おま国ソフトになっているみたいだ。。。。
 なお、DLCの作り方は、ubisoftが、ツールを公開していないので、コミュニティ作成DLCはない。

 ゲームは、Dynamic Difficultyという機能が設定されていて、まったくの初心者が、初めて、Learn A Songで曲を選んだ場合、Difficultyが低いレベルで設定されていて、演奏時に示されるタブチャートは、ノートがかなり間引きされているものである。まず、簡単なものからやらせて、それをクリアすると、だんだん、難しくなる。
 Learn A Songsで、その曲をひととおり、それなりのレベルでひけるようになると、Score Attackで、曲を弾くのであるが、Score Attackでは、フレーズをはずすなど、シビアなミスが3つあると、途中で打ち切りとなり、スコアは記録されない。
 難易度指定は、
 Easy
Mid
Hard
Master
の4つである。Easy,Midでは、ノートが間引きされているが、Hardでは、完全なtab譜だ。
Master Modeというノート表示が消されたり、薄くなるモードがあり、Hardでの高得点記録後は、ノート表示がだんだんと薄くなり、最終的には消えてしまう。難易度Masterでは、tab譜は空で暗譜していないといけない。また、難易度Hardで、プラチナ/メダルを取らないと挑戦権がない。

Lessonは、全部で20くらいのレッスンがあって、最初にビデオで技法を示してから、ゲーマーにひかせて、仕上げが、プラクティス・トラックだが、なかには、初心者には、難しすぎるものもある。Legato 101Bなど。
だが、ベースのレッスンでは、ベーシックなミューティングや運指についてのレッスンは、どういうわけだかない。また、Learn A Songでは、ペースを落として、特定セッションを繰り返し練習する機能(Riff Repeater)があるが、Lessonでは、ゲームが、80%のペースまでは、失敗が多ければ下げてくれるが、それ以下の速度設定は出来ない。

 Rocksmithの正しく弾けているかの判定は、癖があって、フレットの抑え具合がわるくて、音にビビりが出ていたり、ミューティングの不良でも、ともかく、許容範囲のタイミングで、その周波数音が出していれば、Okとなる。しかし、完全に、音が出ているかの判定は周波数レベルで行われているので、ずれていると、アウト判定となる。だから、チューニングやオクターブ調整がずれているようなギター、ベースでは、正しく弾いているつもりでも、アウト判定されたりする。また、重和音の判定は出来ないのか、甘いのか、非常に緩めの感じだ。

 ゲームなので、失敗すると繰り返しトライするという動機づけがあるので、単調な運指やドレミファソラシドのトレーニングよりもは、持続性では効果があると思う。今の処の最大の不満は、ベースアンプで出ている音に対して、Rocksmithのサウンド出力の音はベースらしさが相当劣るということであるが、練習の為には、我慢するか。

PS
 コミュニティ提供のCLDC(Custom DLC)があって、ここには、1万曲以上登録されている。ただ、コピーライトは無視しているような。ともあれ、これだけあれば、弾きたい曲がないということは、ないのではなかろうか。

PS2
 CLDCである、John LennonのImagineは、bassでは楽勝コースだ。これまでで、一番優しい。私は、一発で、スコアアタックのHardで、プラチナメダルを獲った。