ということで、SW20の弱点を書いてみる。基本的に、III型NA,ノーマルルーフ、MTでの知見をもとに。
1 エンジンフードでの雨漏り
 エンジンの放熱の為、フードにスリットが切ってあり、穴があるのだが、露天駐車の場合、ここから、雨がエンジンルームへ侵入する。もちろん、屋根付きガレージ保管の人は、心配する必要はない。
 露天駐車の人は、カバーなどかけたほうがいいだろう。でないと、雨に打たれるところは、錆びたり故障の原因となる。また、III型は、フードの下にはってある断熱シートが、フェルト状のもので、これも、水を含むことになる。長期的には、フードの下側が錆びる原因になるだろう。

2 ドアの下側の錆
 水が溜まると抜けにくいようで、放置すると、ドアの下側・内部から錆びてくるので、錆があるなら錆除去や錆転換などの対応が必要。いちども、ドア内張りを開けたことのない人は、一度はチェックしたほうがいいと思う。うちのは、ドライバー側は錆が出ていて、ナビ側は問題なかった。

3 パワーステアリング・リレーの動作不良
 新車純正は、89654-17010という品だが、これは、耐久性が不十分だったようで、改良品の89654-17011が、SW20が絶版になってから出た。17011は、今でも共販で入手可能で、17300円前後(税抜き)だ。
 もちろん、汎用の4ピンで60A以上のリレーを流用して、自作も可能だが、その場合、マウンターも自作しないといけない。というのも、純正リレーはマウンターと一体化しているので。

4 ボンネットフードサポートロッドクランプ
 これは、ABS樹脂製で、そのうち、ロッド保持部の爪は折れる。純正は、いまでも入手可能で税込み210円。TPUの社外品が、Yオクである。ちなみに、フロントトランクリッドのクランプもいずれは折れる。

5 最低地上高が低い。これは、弱点ではないが、注意が必要。新車純正状態でも、十分低いので、サスがへたってきたりすると、マージンがないので、車検で落ちる可能性がある。また、段差がきつい道路の出入り口では、車体先端か、腹をする可能性がある。

6 出ない部品が多くなってきた。排気系は、触媒コンバータ以外出ないらしい。まぁ、20年以上前のクルマなので、普通のことではあるが。

7 クーラントの交換が簡単ではない。というのも、ラジエータは車体前側で、エンジンは、車体後側。だから、パイプが2本車体を走っていて、クーラント容量も、13.5Lとデカイ。うちでは、廃液の処理の問題もあるので、業者にだしているが、それだと、1万円近くする。

8 OBD-II対応でない。イグニションがディストリビュータで、ダイレクトイグニションではない。など、電気系は古い。同じ時代のBMWのE36は、OBD-2対応でダイレクトイグニションだったと思うが。なお、V型NAのみは、この両方対応だったような。

9 各種コンピュータで、耐久性に問題のある液体コンデンサが使用されている。

 と、以外に、弱点が少ないじゃないか。もちろん、古い車 だし、複雑度はバイクの比ではないから、トラブルシュートは簡単ではないし、もはや出ない部品もあるわけだが。。。