先日、K75Sで出かけると、アフターファイアらしき音がした。以前にも、傾向はあったのだが、減速時で、スロットルを絞り気味の時に、ボボボボボ、パンとなる。それ以外は、走行に問題はない。最近、燃費は計測していないので不明であるが、良いという印象はない。
ともあれ、先日のは、かなり顕著な音であったので、ほっとけない問題であるとは認識した。なにしろ、FIが市場に出たころのものとはいえ、アフターファイアやバックファイアが出るのは、異常には決まっているので。

 そこで、本来なら、おでかけ日和の梅雨の合間の晴天日に、まず、スパークプラグを診てみた。あまりに、スパークプラグチェックをしていないので、スパークプラグ・レンチを探すのにてまどったが、プラグは外せた。診たところ、1番と3番はガソリンがかぶってる。2番は問題なし。で、このプラグをそのまま使う選択もあったが、プラグの在庫はもっているので、すっぱり新品に替えた。

予想していたことではあるが、プラグ交換だけでは、あんまり代わり映えはしない。となると、怪しいのは、インテーク・マニフォールドからスロットル=エアサージタンク間の接続である。その次は、エアサージタンク内のホースか、エアフローメーターくらいだろうか。いずれも、交換していないので、新車装着の32年物だと思う。
 だが、調べてみると新品のインテークマニフォールドは、結構なお値段なのだ。サージタンク内の蛇腹ホースなら、3Dプリンタで自作もあるだろうが、インテークマニフォールドは高温になるので、3Dプリンタでの自作は無理だろう。さらに、エアクリーナーとスロットル・ボディはずしての手術となるので、丸一日潰れると思う。いずれにせよ、部品がないと始まらないので、ぼちぼちと部品をまず調達することにした。

 部品交換の要求具合は、K75の方はCBR750と比べて高くて、維持費用は、K75S >> CBR750だと思う。CBR750では、フュエルレベルセンダー(4000円程度)とフロントブレーキホースくらいしか、重要部品の交換は発生していないと思う。なんやかやと走っていない割には、修理が多いし、信頼性という点では、CBR750に劣る。急かさないエンジン、積載能力、ライディング・ポジションの楽さは、K75Sの方が、いいのではあるが。。。。