最近は、TPUばかり、プリントしていたのだが、久方ぶりに、ABSをプリントした。すると、出来が非常に悪い。

 というのも、辺の部分が綺麗にならないし、反りもかなり出て、サポートディスクを多数つけないと、反りの問題を押さえられない。
 さらに、ノズル温度の上昇に時間がかかりすぎであった。それで、いろいろ調べてみたのだが。まず、エクストルーダーを下からみてみると、

  • クーリングダクトが溶けてる
  • ノズルヒーターが、ホットエンドからずれてはみ出している


 ということが、わかった。ノズルヒーターは、ホットエンドに止めネジで止まっているのだが、これが、緩んだ為、ノズルヒーターが、ケーブルによって引き出されてクーリング用ダクトに接近しすぎて、ダクトが溶けた。溶けたダクトは出口がつまっており、クーリングの能力はちょっとしかないみたい。

 ということで、エクストルーダー分解して、ノズルヒーターを正しく装着して、クーリングダクトは、造るか、買うかしないといけないことになった。

 Thingiverseをみると、ダクトの改良系のパーツSTLが出ているので、それを使ってみることにした。ABSで、クーリングファンはなしでプリントしたのだが、相変わらず、美しくなくて、とっても人様に売れるような出来ではない。だが、自分で納得して使う分には、クーリングダクトとして、機能しそうだったので、これを使うことにした。

 今あるABSのフィラメントは、ナチュラルのeSunの1kgのもので、2/3は使ったが、それから、シリカゲル入りの密閉容器保管をしていたのだが、湿気でだめになったのだろうか? 今のような出来では、ほんとに使えない。昔、といっても、2ヶ月か3ヶ月まえにプリントしていた時は、こういう問題はなかったのだが。それとナチュラルてのは、色としては駄目だと思う。前は、もっと白かったが、今では、ゼラチンみたいな色になってしまって、あまり良くない。白がいいなら、最初から白を買うべきだろう。