Antergosは、lightdmのヘビーなカスタマイズのおかげで、言語選択メニューがloginでだせないので、落選確定したので、次は、Manjaroにトライした。
slide-1-170-1
Antergosは、1つのisoで複数のDEをサポートしているが、Manjaroは、isoを選ぶときにDEを決めないといけない。Manjaroは、GNOME,KDE,xfceが公式にサポートされている。コミュニティ版には、Mate,Budgie,i3,Deepin,Cinnamon,LXDEなどがる。今回インストールに選んだのは、xfce版である。Manjaroは、iso内にはいっているものが、多いので、インストールするときに、ネットからダウンロードするもの少ないので、インストール所要時間は短い。

 lightdmも、普通のもので、ちゃんとロケール選択メニューもでるし、Volume Up/DownなどのThinkpad固有キーも聞いてOSDがでるくらいだ。
 だから、最初に、en_US.ETF-8環境を作って、自分で、ja_JP.UTF-8を追加して、input method(fcitx or ibus)と変換エンジンを載せてやれば、普通に日本語環境も動くだろう。

 だから、これに決まりか、とおもったが、NFSオートマウンターのautofsを動作させるのに、しくじった。普通は、autofs, nfs-utils,libnfsあたりをいれて、サービス起動すれば問題ないはずだったのだが、動かない。

 それで、いったん保留となった。というのも、Arch Linuxと、ほぼ同点くらいだったし、Arch Linuxの方は、Thinkpad固有のキーが動けば、合格を出せる状況だったので。

 同じレベルなら、Arch Linuxの方が、過剰にパッケージ満載気味のManjaroより望ましいし。何しろ、Manjaroでは、モデムドライバーもインストール済みで、デーモンも動いているくらいだし。

 ArchとManjaroの差は、ほとんどないくらいだが、

・比較的軽量のDE,xfceやLXDEを選ぶ人は、Archがいいかもしれない。
・Budgie,Cinnamon,Mate,Deepin,Gnome,KDE,i3など、重量またはレアで、Manjaroが公式版かコミュニティ版で、サポートしているDEが必要な人は、Manjaroが、いいだろう。
・stabilityが、パッケージアップデートの迅速性より上、という人は、Manjaro。逆の人は、Arch.
・CLI環境しか必要ない、という人は、Arch.

コミュニティメンテのパッケージは、どちらも、同じAURというレポジトリを引いているので、同じだ。

結論
Archと比べるため、保留。