二輪、高速道路乗り放題へ 沼津ICなど対象エリアに だそうである。
本来なら、首都圏限定とはいえ、歓迎すべきニュースだが。ひとつひっかかる事がある。

それは、ネット予約である。なんで、割引を受けるのに、ネット予約が必要なんだよ。

 そもそも、この国では、政府の政策のおかげで、軽登録ETCの二輪車や、登録ナンバー情報と一致しない二輪車は、ごろごろしている。というのも、二輪ETCの設置作業は、公認登録店でしかできません、という偽善的な規制があったり、二輪ETCは、特殊な技術障壁が作られていて、四輪ETCと共用できない為、機器価格が高価すぎるためだ。(そもそも、有料の高速道路を使うための機器が、なんで、100%ユーザー負担なんだよ)

 今回、ネット予約という条件がついたのは、
  • 二輪ETCの登録・取り付けの独占化を確実にしたい二輪ETC取り扱い店のなりふり構わない政治策動
  • ネット予約サイトで、無駄に予算、仕事、天下り先を作りたい国交省官僚の思い入れ
  • 人気の低落が目立ちだした安倍政権の便乗思惑

 なんだろうか。

 こういうくだらないことはやめるべきだ。そもそも、高速道路の料金は、

 重量*k1+ 専有面積*k2

で、決めるべきだろう。総額が、今の料金収入と同じになるようにして、k1,k2は決める定数。

 とりあえず、政府は、公平性を保つために

二輪であろうと四輪であろうと、ETCの取付作業は、公認ETC取り扱い店でしかできません、とDPRKもびっくりの政策を発表すべきだろう。

 それができないなら、なんで、二輪と四輪で、ちがうのか、なんで、タオルでくるんでZIPLOCにいれた四輪ETCで、二輪の防水規定、振動規定に不十分なのか、記者会見して説明すべきだ!!
 こういうくだらないことをやっているから、高価すぎてどこにも売れない民間転用飛行艇を作ったり、無駄に高信頼度だが価格がだめな日の丸DRAM、ガラパゴス・ケータイということになるのだ。

PS
 その後、判明したところ、これの利用には、ウェブサイトでナンバーの登録が必要です。という事は、ナンバー情報は、車載器のフラッシュに書かれていると思われますので、

二輪ETCでない四輪ETCの自主運用
二輪ETCだが、再セッットアップ省略

 の人は、利用できないでしょう。