走行時に、なんだか、ガサゴソ音がするので、これは、スピードメーター・ケーブルからでているのであろうと、推定し、スクリーン周りと、メーターをはずして、ケーブルにシリコン・グリスのスプレーを噴射した。
 それで、折角なので、冬の間、放置していたETCを設置した。ETCは、Yオクで入手の中古品のミツワサンコーワの分離型MSC-BE51である。ETC2.0非対応のもの。もちろん、ナンバー情報は、前のオーナーのまんま。

 二輪のETCは、業者でないと設置してはいけない。セットアップは、業者しかできない。と四輪にくらべて、馬鹿馬鹿しい規制がまかりとおっている。しかし、四輪ETCにこういう規制がなくて、二輪ETCに、こういう規制が存在するのに、政府は国内二輪車販売100万台をうたっているのは、偽善的ではないか。
 まぁ、敵基地攻撃能力を検討する、といっても核武装を検討しない、自民党の国防部会も偽善的ではあるし、民間人は証人喚問するのに、首相夫人は証人喚問免責というのも偽善だが。これらは、一度、落ちるところまで落ちないと、既存の延長線でない方針は取れない、という戦後日本人的発想?そういえば、シャープ、東芝、NEC、東電も落ちるところまで落ちるを会社の方針としているようであるが。。。。

 話は、脱線した。

 CBR750に分離型ETCを設置する場合、問題となるのは、設置場所だけだ。なにしろ、CBR750の設計には、生活ユーティリティという視点が、スッポリと欠落していて、車載工具を積むところ以外は、荷物の収納スペースは、なんにもない。それで、結局、無難にテールライトの前の空間に、設置することにした。ここは、もともとは物入れとしては、作られていないので、密閉空間ではない。だが、ETCのケースを小型巾着袋にでもいれて、放り込んでおくくらいの空間はある。ネットでは、車載工具の場所に設置したり、フロントサイドのカウルの裏側にマジックテープで貼りつけた例もあったが、かなり無理筋だろう。
 あとは、ケーブルを配線するだけ。車体の後端から、メーターパネルの上に設置するアンテナ部までは、距離があるが、ミツワのケーブルは、十分な長さがあるので問題なかった。
 電源の配線は、高校卒業くらいの電気の知識があれば、誰でもできることだ。ということで、これの、どこが高度の専門的知識がいるんだよ。

 政府は、四輪ETCの設置について、二輪ETCと同等にするか、二輪ETCの設置を四輪ETCと同等にするか、するべきだろう。そもそも、政府が、そんなことにくちばしを、突っ込むのは、余計なお世話だ。

PS
 それで、日曜(4/23)に、近場の名ばかりだけの高速道、京奈和自動車道の京都府部分の南端部で、テストしてみたが、何の問題もなかった。(この高速道の奈良県部分は、無料なので、ETCゲートがない)