監督:ルパート・サンダース
ghost_in_the_shell

脚本:
原作:攻殻機動隊 by 士郎正宗
上映時間:110分
評点(5点満点):4star

ストーリー
時代設定は、第4次世界大戦のあとの東京。そこでは、人は、体の一部を機械に置き換えることが普通になっている。公安9課、のミラ・キリアン少佐は、事故で、体全体を失ったが、その脳は、ハンカ社の技術によって、機械に移植されたのだった。だから、彼女は、ロボット並の強靭なボディをもちながら、コンピュータにはない柔軟な思考ができる存在として、公安9課の切り札的な存在であった。ハンカ社は、人間のボディを機械化する技術でリーディングポジションにいたが、クゼと名乗る謎の人物に狙われていた。。。。

コメント
 主役が、白人のスカーレット・ヨハンソンで、もとをたぐった母親が、日本人の桃井かおり、というのは、やはり違和感ある。主役は、Sonoya Mizunoくらいがやると面白かったと思うが、パラマウントでは、ヨハンソンでなければ、金は出しづらかったのだろう。ビートたけしの、公安9課・課長は、なんだか、凄みはない。少佐が、自分の記憶を取り戻して、ハンカ社からHondaのスクリーンがついたバイクで逃走するシーンがあるが、あのバイクは、さっぱり路上で見ないNM4を仮装したものじゃないだろうか。やはり、ヨハンソンは、identityに悩むところなどの表情がいい。

結論
 いいと思うけど。続編があってもおかしくないストーリー展開だが、あんまり売上がよくないそうなので、ギャラが高いヨハンソンでは、続編はなさそうな。