ということで、いよいよ、重い腰をあげて、CBR750のFブレーキのオーバーホールを行うことにした。
で、はじめてみると、だいたい予想したところが、難関で、手こずったのであった。

難関1:ハンガーピン・プラグ
 だいたい、88年から90年代半ばまでのニッシンのキャリパーは、ハンガーピンというパッドをキャリパに止めている長いキャップボルトの上に、カバーのプラグがあり、これは、8mmのマイナス・ネジなのだが、これが、キャリパーに錆び付いている。このプラグの役目は、ハンガーピンを雨風から防護するためだけのものだから、本当は、樹脂製のネジで充分だと思うのだが、金属製である。で、ネットで調べると、だいたい、状態の悪いキャリパーは、ハンガーピン・プラグもハンガーピンもキャリパーに錆び付いている。
最初に、陥落したのは、左である。これは、CRC-556を吹いて、ストレートのショックドライバーで、抜けた。
 右は、CRC-556、ヒートガン、チャッカマン、ショックドライバを、投入したが、あかず。ネットの情報では、溶接用バーナーで、赤くなるほどあぶれ、とあるが、うちには、そんなのない。
 そこで、どうしたものか、と思案したが、すでに、プラグ頭は、ほとんど、舐めているので、もはやドライバ系では、回りそうも無いので、ドリルを使うことにした。で、年代物の東芝電動ドリルでやったが、綺麗に、穴はあいた。で、最初は、逆タップでやったが、よくなかったので、トルネード・ビットとラチェット・ハンドルで、やったら、スコンと抜けた。以前にも助けられたことがあるが、このストレートのトルネード・ビットは、おすすめ商品である。逆に、逆タップ・セットは、おすすめしない。逆タップセットを使うためには、ハンドルも必要だが、そうすると、結構な値段になり、トルネード・ビット・セットより高くなる。

 結論からいうと、普通のマイナスドライバーは、たとえ8mmでも使うべきではない。最初から、ショックドライバーを使うべき。また、ショックドライバーの8mmのマイナスのビットは、合うものと合わないものがある。SK11のショックドライバー付属の8mmビットは、太すぎて、ハンガーピン・プラグの溝には、完全にハマらない。ストレートのショックドライバ付属の8mmビットは、適切なサイズ。

 ハンガーピン・プラグが、ハンガーピンを防護してくれたせいか、ハンガーピン自体は、固着もなく、普通に抜けた。

 はまっているパッドは、緑のペイントのVesrahで、まだ、パッド残は、相当にあり、あと、1万キロは、持ちそうだ。
 ハンガーピン・プラグは、どちらも抜けたが、再使用には、不適なので、交換が必要。
 ハンガーピンは、ステンレス製だが、段付きの腐蝕があるので、状態は良くない。

 で、これは、まだ、前哨戦に過ぎないのだ。
DSC00783ドリルとトルネード・ビットまで動員して陥落したハンガーピン・プラグ