書斎兼仕事場のオーディオセットは、
  • iPod Touch
  • S4101(Bluetooth A2DP receiver)
  • Bose 101MM(Technics SB-F08)
  • Sony STR-AV970(Lepai LP2020A+)


だ。SPを切り替え利用したいので、SP selector内蔵のSonyがメインに返り咲いた。

 S4101は、 既に絶版になっている多摩電子製のBluetoothレシーバーで、今となっては珍しい電池駆動である。しかし、私の用途では、電池駆動やポータブルである必要はない。だいたい、音楽を聞いてる時に、ローバッテリーで、bluetooth接続が切れると、かなりの興ざめである。しかも、S4101のローバッテリー判定は、かなり塩辛くて、1.2Vの電圧でも、ダメだしを喰うので、単3電池でも、電池は持たない。

 そこで、単一電池化、DC 1.5V出力のACアダプタ作成、別のAC電源使えるレシーバーの調達を考えたが、いつものごとく、調達は、中国・香港なので、安い代わりに配送に時間がかかるので、3つとも並行してやったのだった。
 そして、ACアダプタ用の部品と、新規のA2DPレシーバーが来た。これは、UKのCambridge Silicon Radio社という会社が作ったCSR8630というワンチップソリューションのモジュールを使ったもので、Bluetooth v4.0に対応している。ちゃんとしたケースに入っていて、ユーザー側で、用意しないといけないのは、ACアダプタだけだ。Bluetoothのペアリングでは、KRC-86B v4.0と見える。調べてみると、codecとしては、必須のSBC以外に、AACとMP3のサポートもされてる模様。

いまのところ、欠点は、2つわかっていて、ひとつは、赤い2つのLEDが、上品でない。eBayの写真には、ひとつは、青の様に見えるが、実際に来たものは、両方ともかなりきつい赤である。電源とペアリングで、それぞれ点灯なんだが、明るすぎる赤は、警告色で、いまいちである。あと、ごくまれに、演算が追いつかないのか、途切れることがあるが、許容範囲だ。(演算が追いつかないのは、iPod Touchとのハンドシェークで、AACでやってるせい?)

 これが、中国からの送料込みで、2026円なんだから、もう、日本の電気屋さんに、出番はないと思う。エレコム、ソニー、Kenwoodなども、A2DPレシーバーを出してるが、いずれも、2倍以上のお値段で、中身をあければ、同じレベルの実装だろうし。そもそも、ADC、DACも内蔵されて、電源もモジュール化される時代に、こういった昔のオーディオブランドに対する信仰は、持ちようがない。エレコム、ソニー、Kenwoodも、自社のチップなんか、使ってないわけで。。。。

 ということで、携帯しなくて据え置き利用の人には、このA2DPレシーバーは、買いだ!

s-l500

PS
KRC-86Bには、ハムノイズが乗ることがあるが、これは、近くの電源アダプタと距離を置けば回避できる。