Game & e-tax PCのWindows8.1機で、グラフィック・カード・ドライバーの不良問題が発生し、それが取れないので、やむなく新規に、中古PCを買った。一応、候補の条件としては、ライセンス付きのWindows7がHDDについてること。LGA1155の機種であること。メモリスロットが4であること、コンパクト・サイズであること、くらいがボーダーラインの条件だった。これまで、AMDを贔屓にしてきたが、今の、パフォーマンスや省電力で大差がついてる状態では、もはやIntelにせざるを得ない。

 それで、オークションで買ったのは、第2世代Core i3搭載のNEC製Windows7機である。で、物は、問題なく到着して、額面どおりの性能は、あった。ところで、このNECのモデル名は、もっと呼びやすい名前にならんのかと、思う。DellのOptiplex 755というモデル名は、わかりやすい名前だ。だが、こんどのは、MJ33L/B-Dだ。名前で損するということもあると思う。閑話休題。

 問題は、別なところにあった。Core i3(Sandy Bridge)は、Intel HD2000というグラフィックス内蔵なので、少々の用途では、これで不足することはない。だが、1920x1020のフルHD画面で、これを使うと、そのメモリ領域は、250MB程にもなる。で、OSは、32bitだから、利用可能な3.3GBのなかから、しょっぴかれる。
 そのままだと、あまりにも、Appに利用可能なメモリが圧迫されすぎて、たとえば、Civ5などは、動くことは動くが、地を這うような遅さで、Windows7(32bit)では、使いものにはならない。

さらに、このPCは、割り切った設計なので、

  • PCI-E x16のスロットがない
  • SATAのポートが2つしかない
  • 電源容量が200Wしかない
  • 3.5インチドライブベイが2個しかない


 と、省電力なのは良いが、拡張余地が、ほとんどない代物だった。まぁ、プロセッサーが3.3GHzと速いのと、メモリスロットが4つある、さらに、ファンがCPUと電源のファンだけなので超静か、なのは、褒めておこう。

 しょうがないので、この機械は、Linux appマシン(Bugzilla+Wiki,必要な時だけWindows7起動)にし、今のホワイトボックスDebianサーバーは、NAS4Freeに、転換しようと考えた。
 そうなると浮いた存在になるのが、現在、Game &e-taxマシンのDellのOptiplex 755であるが、これは、今の所、何も問題ないんだが、DDR2メモリのマシンだし、今の役目を、NEC MJに移し終えたら、引退して、オークションで売るか、どっかへ寄贈でもするしかない。コンパクトキャビなので、NASになるほど、ドライブ収容余地はないし。古い機械を、動かしても電気代食うだけだし、なにもいいことないし。

 で、次のstepは、NAS4Freeへ行く計画だったのだが、前哨戦で、以外な落とし穴が、待ち受けていたのだった。