監督:ベン・アフレックtown_ver2
脚本:ベン・アフレック、アーロン・ストッカード、ピーター・クレイグ
出演:ベン・アフレック、レベッカ・ホール、ジェレミー・レナー、ブレーク・ライブリー、ジョン・ハム、クリス・クーパー、ピート・ポスレスウェーテ
配給:ワーナー・ブラザーズ
公式サイト
評点(5点満点):4star

ストーリー
 舞台設定は、現在のボストン。ダグ・マクレイ(ベン・アフレック)は、かつてはプロホッケープレイヤーを目指して、ドラフトもされたくらいだが、事件をおこして、夢を立たれてしまう。そして、銀行強盗団の一味となる。ある日、ダグら、5人は、ボストン市内の銀行を覆面をして襲う。そして、マネージャのクレア(レベッカ・ホール)に時限式の金庫の鍵をあけさせ、クレアを人質にとって、逃走に成功する。一味は、逃走に成功したあと、クレアに目隠しをして、海岸で解放する。ところが、一味のうちのジェム(ジェレミー・レナー)がクレアの免許証から彼女が彼らの近くに住んでいることを知り、危険だから消してしまおう、と主張する。ダグは、なだめて、クレアのことは、俺に任せろ、と。
 銀行強盗は、FBIの管轄なのでアダム・フローリー(ジョン・ハム)をチーフとして、捜査するが、物的証拠はあがらずに、銀行の防犯システムを破れる容疑者だけが見つかる。そこで、この男につながるグループを監視することにした。その監視対象のグループとは、ダグらの一味だった。
 ダグとクレアは、ふとしたことで知り合い、そしてデートを重ねる。ダグは、この人と人生をやりなおしたい、と思うのだった。そして、クレアも同じように思うが、二人が付き合っていることは、やがてFBIと強盗団の元締め(ピート・ポステルウェーテ)の双方が知ることとなる。ダグは足を洗うことにしたが、強盗団の元締めは、足抜けは許さねぇ、と。そして、FBIは…

コメント
 124分のなかに、3つの襲撃と、ダグとクレア、ダグの両親との関係、と中身はぎっしりつまっているが、テンポよくまとめられていると思う。ピート・ポステルウェーテは、去年末に亡くなっているが本作は、最後の方だと思う。クリス・クーパーが、終身刑のダグの父親役、ブレーク・ライブリーが、ダグの付き合ってたジャンキーのGF役で出ている。

結論
 ベン・アフレックは、これで監督3作目だが、いい線言っていると思う。ただ、カメラワークや演出は、まだ、工夫の余地があるような。でも、38歳で、これなら、監督としては大型有望株だといえるだろう。