2017/10に、QIDI X-One2を導入して、私の3D printingは始まったのだった。
で、いろいろトラブルはあったりしたのだが、X-One2でやってこれてた。

だが、12月ごろに、マシンが立ち上がらないという問題がでた。たちあがって、LCDタッチパネルに、4分割のメニューが出るのだが、右上がグレーアウトで、そこから先へ進まない。

 それで、機械を外に出して、圧縮空気で吹いてボード回りのゴミを飛ばしたのだった。そうすると、問題なくうごくようになったが、2月中旬に、同じ様に、タッチパネルメニューの右上か右下がグレーアウトして、そこから先へ進まないという症状が出た。

 それで、ど−したものか、と思案したのだが、ebayで、X-One2のMBがQIDIから売られていたので、ともかく、これを発注した。だが、ETAは、3Mである。それで修理が出来るまで、3Dプリントはお休みしようということになった。

 ところが、ネットを巡回していて、QIDI TECH Iの出物を見つけた。最初は2.25万くらいだったのだが、値下げで、2万になった。それで、値引き交渉して、クーポン値引き込で、1.62万で買えた。この機械は大きいので送料かなり掛かってるはずで出品者は辛かったかもしれない。TECH Iは、Makerbot Replicator 1(dual extruder)のクローン(Flashforge Creator Proも)で、X-One2よりまだ古いくらいのモデルだ。だが、最大造形物サイズが、200x150x150とX-One2の145x145x145より大きいので買ったのだった。
 もちろん、新品のQIDI i-MATE Sが、5.8万くらいであるのは知っていたが、さらに4万円出す気はしなかった。
茨城から来たQIDI TECH Iは、2017モデルみたいにみえるが、あんまりやれていない。フィラメントオドメーターも、あんまり進んでいないし、新品付属と思わしきフィラメントも付いてきた。ファームウェアの日付も馬鹿に新しい。それで、最初、X軸モーターが正常動作しないとかの問題はあったのだが、なんとかFIX出来て無事に動き出した。

 TECH Iは、Makerbot Replicatorのクローンで、プリントファイルもgcodeでなくて、x3gというファイルだ。で、dual extruder/dual nozzleで、ABSプリントに有利なようにカバーがある。
 dual extruderをうまく使えば、2色プリントとか小物の倍速プリントが出来るんだが、X-One2ではそういう芸当はできないので、当然、その辺のテクは全然ないから、これから学習する必要がある。

 QIDIは、QIDI Printというスライサーを出していて、これは、もちろん、QIDIのプリンターのパラメータは持っている。TECH I用スライスを、Simplify!3DでやるかQIDI Printでやるかは、まだ、決めていない。

 X-One2の修理ができたとして、この2台をどう使いまわすかも未定だ。X-One2でのABSプリントは、箱で囲むなどしないといけなかったので、あまりABSのプリントはやってなかったのだが、TECH Iは、ABSは得意な筈なので、ABSならTECH Iだが。ともあれ、TECH Iでいくらかプリントしてみて、その出来をみながらきめることになるだろう。

QIDI TECH I